千代田区三番町新築工事見学会
ユーダイは若手育成に力を入れています。
その一環で千代田区三番町にて新築工事の現場見学会がありました。
今回の現場は18階建92室のマンション。
私たちの主な仕事は、修理または改修工事です。
普段、見ることのない新築工事を各住戸内各施工ステップで見学ができる事はとても貴重で大変勉強になりました。
現場の仮設ゲート入口。
ここから先に入るにはヘルメットを必ずかぶります。
見学者は職人さん同様、8時30分から朝礼に出席し、ラジオ体操をしました。
それから、提示されている各職の本日の作業内容などを確認しました。
KY(危険予知)活動票・KYボードの説明があり、ただ書くだけでなく何の目的で書くのか?
なぜみんなが見える所に張り出すのか?など基本的な事を教わり、また、それらの事を分かっている人でも改めて安全活動の重要性を再認識しました。
写真の配管は工場加工してある住戸内給水管、給湯管用の架橋ポリエチレン管です。
最近のマンションでは現場で配管を加工するのではなく、工場で加工した配管を使用する事が多いです。
先行加工配管を使用することにより、人件費の削減や漏水事故の減少等品質向上に繋がります。
先行配管をしてある所です。
今回は住戸内の施工ステップなのでこのようにまだ仕上がっていない所から建物が出来上がっていくまで見学ができ、工事全体の流れを勉強できました。
これは天井施工の写真です。<換気ダクト、スプリンクラー配管、電気ケーブル>
最近のマンションなどの消火配管では、鋼管ではなくこちらも架橋ポリエチレン管を使用しています。
見学中は、なぜこのように配管しているかなど設備の事はもちろん建築の仕上がる手順、壁や天井の仕様、設備以外の事も説明がありました。
こちらはキッチンの仕上がる前の写真です。
キッチンが仕上がる前の配管の立ち上げ方や、レンジフードのダクトに使用している保温材の事など説明がありました。
キッチンが仕上がったところです。
1日で何もないところから施工段階ごとに見られたので、どのように管理されて仕上がっていくのかがよく分かりました。
また、既設のグレードを保って修理、改修工事を施工する上で知識となりました。
各々、分からないことはその場で質問が出来、実物を見ながら教えてもらえるのでとても分かりやすかったです。
また、後日レポートの提出用にたくさん、メモや写真をとりました。
ユーダイでは、このような見学・研修会を行っているので、設備の基本的な知識から建築の工事工程など勉強できます。
そして、ただ見学するだけでなく、レポートを作成することで各々が何を学んだか確認し、知識を自分のモノとして、日常業務に反映出来る様、日々頑張っています!
担当:亀井