新佼成ビル新築工事にて設備研修会を行いました。

まず、屋外からです。

ヘルメット、安全ベルトを着用して研修を行います。

屋上に昇ります。

防水工事の見学をしました。

屋上から建物に水が浸入するのを防ぐ防水処理です。（コンクリート自体は水を通してしまいます。）

マス目状のワイヤーメッシュはシンダーコンクリートを打った後、伸縮によるひび割れ防止用です。

シンダーコンクリート打ち作業中です。

屋内に移動します。

間仕切り（壁）を見学します。 部屋の高さに基いて、柱の幅(板厚)が変わります。

スタッドの間に吸音・断熱材（ロックウール）があります。

断熱交換もありますがが、会議室等で防音が必要な箇所で使用されていると思われます。

天井には、カセット型エアコン(加湿機能付)と、給水管、ドレン管があります。

石膏ボードに岩綿化粧吸音板（天井板）を張付け中です。天井板により天井内の配管が隠れます。

全熱交換器で、屋内と屋外の空気から熱と湿気を交換します。

消音保湿付空調ダクトを使用しています。可とう性が優れているので施工性も良好です。

全熱交換器、吐出し口内部です。

吐出し口のみ結露防止で保温がされています。（吸込み口には保温がありません。）

耐火二層管（排水管）です。

発泡ポリエチレン製目地（継手の一部）です。以前は、耐火材を塗っていました。

掃除口付満水試験用伸縮継手です。

排水管が完了した後の満水試験にも使用可能です。

満水試験は、排水管を満水にして行う漏水調査です。

調査用のため1階（最下階）にのみ設置しています。

排水管に詰りが発生した場合の掃除口にもなります。

後から復習できるように写真撮影をさせていただきました。

担当： 新藤